津軽塗セミオーダー シカケは青森県の津軽地方で作られる津軽塗をもとに、下地から100%漆を使って仕上げる漆器ブランドです。
津軽塗の工程で下地の次に施す「仕掛け」と言う作業があります。これは、後から現れる模様のきっかけとなるもので、上から漆を塗り重ねて一旦隠れますが、研ぎ出すと 独特の模様となって表面に現れます。津軽塗セミオーダー シカケはその「仕掛け」から名付けました。
塗りの種類によって方法は少し変わりますが、「仕掛け」をして研ぎ出す作り方は、津軽塗全体に共通しています。

また、津軽塗は「仕掛け」を使った色の組み合わせによって、いくらでも模様を作り出すことができる、ちょっと不思議な塗りです。でこぼこした漆の層を利用してできる模様は、使い込むほどに見え方が変化して艶も出ます。
時間とともに変わっていく物と暮らしに、穏やかに寄り添って行きたいという想いで商品を作っています。

塗りを選ぶこと

約400年前、津軽藩では殿様など身分の高い人たちが手板という塗り見本を指定して、漆器を作らせたと言われています。
津軽塗セミオーダー シカケではそれと同じように、塗りの組み合わせを選んで漆器を作ることができます。
100パターン以上ある中から、選んでもらうことで商品が完成します。
自分や大切な人のための特別な品として、お好きな組み合わせをお選びください。

素材を見せること

津軽塗セミオーダー シカケでは使っている材料、道具などなるべくお見せします。
何を使って作っているのか、どうやって、なぜそうしているのか、ご質問にはなんでもお答えします。
そして、使う人も作る人も、みんなが納得できるもの作りを目指します。